昭和34年9月中部地方を襲った伊勢湾台風の災害復旧工事から初めて、コンクリート製の異形ブロックが石塊などの代わりに大規模に堤防根固工や消波工として設置されるようになりました。
被災現地で同じ強度と形状のものが大量に製作でき、ブロック相互のかみ合わせにより、さらに群体としての強度が向上し、またブロックの空隙で波のぶつかり合いによる波力の軽減にもおおいに役立つことを期待したからです。
とはいえ現在ほど重機やクレーンが普及していない時代で、ほとんど人力で何トンもの重量のブロックを製作し、運搬し、据付する作業手順と労苦を我々は先輩職人から伝授されています。
今日、我が社では0.5トンから80トンまで多種多様な形状と重量の消波根固ブロックの施工経歴を有しています。
☆消波根固・環境ブロックの詳細はこちら「日本消波根固ブロック協会」をクリック。
http://www.shouha.jp/about/
主な工事経歴
兵庫労働局長賞受賞
4t帯工ブロック1800個 3t根固工600個及び法覆護岸工3200㎡
4種類4トン5200個の護床工
被覆ブロック製作 2トン4800個
2t型根固ブロック11000個製作
3t根固ブロック4200個製作据付
10t型及び6t型消波ブロック 2300個製作工
4t型及び2t型根固ブロック 7680個製作